A4変型 本体108P/2色+1色、付録16P/カラー 箱入り(1色シルク印刷)
松楓会は、東京都あきる野市で養護老人ホーム「松楓園(しょうふうえん)」、特別養護老人ホーム「コスモホーム」、特別養護老人ホーム「和敬園(わけいえん)」を運営する社会福祉法人です。
50年の歩みを写真と文で綴る『歴史編』、現在の各施設の状況をまとめた『資料編』をおさめた本体誌、現在の松楓会を写真やイラストでビジュアル中心に紹介する『カラー付録』の2冊構成となっています。
松楓会は『養老院』と呼ばれた戦後まもない頃からの草分け的施設であり、松楓会の歴史はそのまま日本の介護福祉の歴史とも言えます。これまで関わってきたスタッフ、利用者の皆さんの業績や思い出を次代に残すことを第一に考えながら、介護・福祉の変遷も一望できるものを作ることをご提案しました。
そのため、構成は10?15年単位で区切って施設の増加や法改正などの大トピックを柱に、1年ずつ松楓会のトピックを写真と文で紹介しながら、国内の出来事を併記するものとしています。また、単調にならないよう、関係者のインタビューや当時の生の資料を紹介するコラムを挟みました。
カラー付録はグラフ誌的要素を持たせ、現在の松楓会のPRにも使えるように制作しました。
倉庫1つ分の膨大な資料をまとめ、編集・執筆作業にあたったのは、福祉分野にあかるい、ライターの久保田裕之さん。各ホームから数名ずつ専任されたスタッフのみなさんと何度も打ち合わせを重ね、約1年におよぶ編集作業の末、完成しました。
弊社は、企画・編集・デザインを担当しました。