本は本なのに、わざわざ「紙の」というからには、当然、紙でない本があるわけなのですが、それが「キンドル」です。
日本語に対応していないので、日本では全然なじみがないのですが‥‥

日本では馴染みが薄いアマゾン・キンドル(Amazon Kindle)だから、アメリカでだってまだまだこれからでしょう、と思っていると、昨年の12月25日のアマゾンの売上では、なんとキンドル向け電子本の販売部数の方が「紙の本」より多かったというのですから驚きではありませんか。
アップル待望のタブレット端末「iPad」も参戦して、いよいよ「紙」対「電子」の戦いが勃発といった様相ですが、私個人的には、本は「紙」でなくては話になりません。これはもう感覚、好み、趣味の問題ですからどうにもなりません。
百歩譲って新聞は電子でもいいかなとは思います。いや、電子の方が便利かと思います。
しかーし、本は電子にしちゃまずいでしょう。レンジじゃないんですから。
チン、じゃなくて、ホン、ですから。
昔よく寝不足してたころ、電車で文庫本読んでて、うつらうつらして本を落として、はっとすることがありました。文庫本は拾ってホコリ払ってよしですが、「iPad」なんか落としたら壊れちゃいません?
やっぱり「紙の本」の勝ちでしょう。